地下鉄の中で寝て気づいたら車庫の中にいた話





今日はこんな経験をした人は結構いるんじゃないかという話。

私の家の最寄りの地下鉄の駅は、某路線の始発駅なんです。
朝の通勤時にはちょっと混んでいても座れない電車があっても、待っていればまた別の電車が来て座れますし、帰りは終点の駅になるので仮に電車の中で寝ても乗り過ごすことはない…はずでした。
しかし、数年前そんな乗り過ごすことのない終着駅でこんなことがあったのです。

それはとある休日の昼間。
ちょっとした用事があって最寄りの駅から30分位かかる駅まで電車に乗り、用事を済ませた帰りの電車でのこと。
時間は午後の2時過ぎ。少しウトウトし出していつの間にか電車の中で寝てしまいました。


そして数十分後。気づいた時はもちろん電車の中。
しかし、ちょっと様子が違う。
電車は止まっていて走る音がしない。しかし窓の外を見るとそこは駅ではない。
社内は明るいけど、外は真っ暗。
一瞬自分が今いる状況が飲み込めませんでした。



自分が目覚めてすぐ車掌さんが自分が乗っている車両にやってきました。
車掌さんは申し訳無さそうな顔で私の顔見るや「ごめんなさい、お客さんがまだ電車に乗っていることに気づかずに車庫に入ってしまいました」



そうです。電車が終点の駅に着いても私は誰からも起こされずに電車はそのまま車庫に入ってしまったのです。

「え〜っ」って思いましたよ。
普通は車掌さんが駅についた時点で起こしてくれるでしょ?
それに車庫に入ってもそのまま放置されるなんで。車庫に何分くらいいたかわからないですけど。

幸い、自分が乗っていた電車はすぐに折返し始発電車になるということで、数分後電車は駅に戻ってきました。
しかしよく考えてください。始発の電車は駅についてドアが開くまで普通は誰も乗っていないはずです。
でも誰も乗っているはずのない電車に自分が乗っていて、それを見かけた人に「あの人、もしかして終点についたのに降り過ごして駅に戻ってきたのかな?」と図星ではあるのですがそう思われてしまっているのではないかと思うと、降りる時恥ずかしくなってきました。



というわけで、電車に乗る時に終点の駅が最寄りの駅でない方はついつい電車の中で寝てしまい目的の駅に降り過ごしたなんてことがないように気をつけてください
そして最寄りの駅が終点の駅だからと言って電車の中で寝ても終点についたら車掌さんとか誰かに起こしてもらえるから安心だと思わないでください

私はそう思っていたらこんな目に遭いました(笑)

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