Chromebookを買ってから一年 改めてその良さを語ってみる



2017年11月に、我が家にChromebook C101PAが来ました。
それから約1年、生活が激変した!とまでは行きませんが、私のパソコンライフというものが一気に便利なものに変わっていきました。

今回は一利用者からの視点として、Chromebookを導入してからその良さについて改めて検証したいと思います。
Chromebookの購入を検討している方へは、何かしらの参考になれば幸いです。





一番大きいのはやはり起動が早いこと

Chromebookの良さとして最初に挙げられる点は、起動の早さではないでしょうか。
画面を開くもしくは電源ボタンを押してからわずか数秒で起動が完了するんですから。

パソコンを使う側からすればそんなことは当たり前のようになんとかしれくれよと思ってしまいますが、その反面起動に時間がかかるのは仕方ないのかな?その点はそういうものだと理解して諦めてる自分もいました。

まぁ、スマホやタブレットの場合はスリープ状態からの復帰はすぐできるんですが、電源を入れてからの起動が完了するまでの早さは驚異的です。

そして起動に時間がかからないことで待たされるストレスが全くないというのが良いです。
「あ、調べ物しよう」「ブログ書こう」ととっさに思いついた作業をPCを開くちょっとした障害を感じずにすぐにできるのは大袈裟に言うと精神安定剤的にも優れていると思います。

↑起動時に表示されるchromeのロゴ。表示されたかと思ったらすぐにログイン画面へ移るところから起動の早さを実感させてくれる。



キーボードがあるのが良い

単に起動が早いだけならスマホやタブレットでも良いと思います。
その次の利点として挙がってくるのはキーボードがあること。
最近はタブレット型のChromebookも出てきていますが、私はChromebookにはキーボードは欲しい派です。

まぁPCにとってキーボードは普通にあるものなんですけど、ブログとか文書を書きたい時にささっと取り出してささっと起動してささっとキーボードで文書を作るというのがスタイリッシュにできるというのが良いです。

↑ファンクションキーは独特なところがあるものの、他のOSとほとんど変わらない配置のキーボードが使えるのは導入の障壁を低くしてくれる。

タブレットにあるソフトウェアキーボードも工夫はされているんですけど、やはり物理キーボードの方が打鍵感もあるし長年使い慣れていることもあって使いやすいです。

タブレットでも外付けのキーボードとかキーボード付きのケースをつければよいのでは?という意見がありますが、普通のノートPCと全く同じように使える、つまり自分のスタイルを変える必要が無く使えるのもChromebookを導入する上での障壁が低くなる一つの要因でもあります。

リビング、ダイニング、自分の部屋、寝室と、家の中でパソコンを使うシチュエーションとしてこういった場所が挙げられます。
これらのどの部屋でもChromebookを持っていって、机の上で・ソファーに座って・ごろ寝で、好きな状態で使うことができますね。

特に私が持っているC101PAについては、パソコンモードの他にタブレットのようにして寝転んだりゆったりネットサーフィンもできますし、様々な生活・行動のスタイルにもオールマイティーに使えるのが嬉しいですね。

↑ソファでまったりして使いたい時はタブレットモードに。自分の過ごしたいモードに合わせて自由自在に変幻できるのも魅力。



ブラウザ・ChromeとAndroidアプリで十分こと足りる

Chromebookを導入する上で必ず考える点である「基本ブラウザで充分なの?」「アプリは色々あるけど、Windowsのアプリは使えなくても使えるもの?」について。

結論から言うと、私は全く不便さを感じないです。
むしろ、ChromeやAndroidアプリでできることの幅が広がったのと他にできることはないかとアイデアを考える楽しみが広がっているかと思います

Windowsのアプリを使えるのか?という方で1番気にしているのは「WordとかExcelなどのOfficeアプリは使いたくならないの?」ってところかと思います。
ぶっちゃけて言うと、私は他にWindowsのPCを持っていてOfficeのソフトもプリインストールされているので、使いたくなった場合はWindowsPCを使えばよいわけで、他にもOfficeOnlineもありますしね。
むしろ以前から私は家ではOfficeのアプリはほとんど使っていないので、利用頻度の点からOfficeアプリの有無は全く気になりません。
まぁ、どうしてもChromebookでOfficeのアプリを使いたいという人にはAndroidにアプリやOfficeOnlineもありますのでそれらを導入するということで検討していただければと思います。

ブラウザ、Chrome・Androidアプリだけで事足りるのか?という点も問題はありません。
私がChrome以外のブラウザの使い勝手をあまり知らないからかもしれませんが今までWindowsで使っていたChromeと全く同じ使い心地で便利です。
アプリについては、自分がやりたいと思うことに対して必要なアプリしか入れていないこともあり、良い意味で選択肢が絞られ迷いなく使えるところが良いです。

事実、私のはChromebookには下記のアプリしか入れていません。
 Youtube
 DAZN
 Abema TV
 google map
 Dropbox
 prime video
 Kindle
 prime music
 Spotify
 Pocket

…こうやって見ると結構入れているように見えますね^^;
これ以外にFotorという画像編集のサイトとTwitter、prime photoもシェルフにブックマークに入れています。
Twitterとprime photoはAndroidアプリにもあるんですが正直自分にとっては使い勝手が悪いので、chromeから使うようにしています。

↑よく使うアプリはシェルフに登録。シェルフに登録するだけでも「俺Chromebook使いこなしているぜ」って気分に浸れますw

インストールしているアプリの数を抑えているのは使っているC101PAのストレージ容量の問題もあるのですが、現状はこれ以上のものは求めていないこともあり十分事足りています。



スマホやタブレットとは役割が競合しない

Chromebookを外出の時に持ち歩いていた時期がありました。
単に家でだけでなく外でも持ち歩いて便利に使えると思ったからです。
結論から言うと、今はほとんど外には持ち歩いていません。
理由はIPad並みのサイズ、約900gという重量、使う時はキーボードを開くところで持ち歩きには抵抗があること。
普段の通勤手段は歩くのと地下鉄なので、そういった私のスタイルではChromebookを持ち歩くのには適さないんですよね。
今思えば単なるステータス的なというか自己満足というか、俺はChromebook持ってるんだぜってことをさりげなくアピールしたい思惑があって無理に持ち出そうと考えていたかもしれないです。

そんなことがあってか、Chromebookを買ってからもうすぐ1年経つかと言う時、fire HD 8を買いました。
Chromebookでは持ち歩きに適さないことがわかり、他にも色々と目的があったためです。
決してChromebookに不満があったからってことではなかっせよ、これによりChromebookを使わなくなるのでは?とちょっと不安がよぎりました。
我が家にあるWindowsPCはChromebook導入後アップデートする時以外は触らなくなってしまっているので。

しかし、fireタブレットを導入後もChromebookはちゃんと使っています。
外出する時にはfireタブレットを持ち出しているんですが、一方で家の中ではChromebookの方の利用頻度の方が高いです。
むしろfireタブレットを買う前より家の中でのChromebookを使う時間は増えたかもしれません。

↑fireタブレットとは意外と相性が良い。お互いの良いところを使いまわせる仲だと思います。

今現在、私が持っているガジェット類とその役割は大まかに下記のような感じかと思います。

 iPhone…オールマイティ。家でも外でも使う。
 fireタブレット…主に外出時の持ち出し用。Amazonコンテンツ・動画・ネットサーフィンに特化。
 Chromebook…主に家用、ブログ執筆に特化。fireタブレットの予備用としての用途も。
 WindowsPC…Chromebookの予備用。

fireタブレットを導入する前は色々なことをChromebookにも任せようとしてましたが、その結果iPhoneとChromebookのどちらを使えばよいのか迷いが生じてしまったんですよね。
まぁそんなに悩まずにどちらを使ってもよいんですけど、片方を使ったらそちらに集中してもう片方を使わなくなってしまうのでは?とかあらぬ不安を抱いてしまってまして。

それに「別にChromebookを無理に使わなくてもiPhoneでいいじゃん」ってことでiPhoneにも負担がかかってバッテリーを気にしつ使うというストレスも生じていました。

fireタブレットを導入したことによって、上記のように私はこうやって各端末をそれぞれの特性や自分のライフスタイルに合わせて使っていけば良いんだと考えるようになり、ある意味割り切って使えるようになりました。

こうやって試行錯誤の上で自分に合う使い方を見つけるというのもChromebookの一つの魅力なのかもしれません

ちなみにWindowsPCは憂き世を見ているのが残念ではありますが、彼の有意義な活用法も試行錯誤して見出したいものです…。



自動更新ポリシーの期限が切れるまで戦力外通告することはない

Chromebookを購入してから1年使い倒して感じた魅力やメリットを記事にしてきましたが、少なからず不満もあります。
導入当初はタブレットモードでのマルチタスクに対応していない点や起動時に時々初期状態に戻ってしまい最初から設定をする必要がある点に不満を感じていましたが、ChromeOSのアップデートにより改善が進んでいるのが嬉しいです。

今Chromebook界隈は色々と盛り上がっていて新機種の情報もチラホラと出ていますが、私は今持っているC101PAについては1年以上経った今でも起動や動作はキビキビですし、大きな不満点はもなく、特に新機種にするメリットもないので更新ポリシー期限ギリギリとなる2023年8月までは思う存分使い倒すつもりです。

またChromebookを購入してから2年後、3年後と節目を迎える頃に再度レビューしてみようかと思います。
ChromeOSに新たな機能も搭載されるでしょうし今はまだ気づいていない新たな魅力に気づくかもしれないですしね。



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