DiXiM Playはfireタブレットの神アプリ(二つの難点を我慢できれば)



今回はfireタブレットにDiXiM Playというアプリを入れて使ってみたというお話です。

Amazonサービス専用端末というイメージがあるfireタブレットが、このアプリはそのイメージを払拭するにふさわしい素晴らしいアプリでした。

ただし、利用する上で二つほど中々の難点があります。
そのあたりも紹介しておきますので、理解した上での利用をおすすめします。


DiXiM Playとは?


テレビ視聴アプリ | DiXiM Play

簡単に言うと、家にあるハードディスクレコーダーに録画した番組をホームネットワーク(要するにWiFi)経由で見られるというアプリです。
録画だけでなく、放送中の番組も見ることができます

事前にハードディスクを登録しておけば、WiFi以外にパケット通信環境でも録画した番組や放送中の番組を見ることができます。
また、レコーダーに録画した番組を事前に持ち出しておくことで、ネットワークが接続機内環境でも持ち出した番組を再生することもできます。


動画視聴の自分のニーズにピッタリ合うアプリだった

我が家ではソニーのハードディスクレコーダーを使っています。



そして、今回紹介するDiXiM Playのソニー端末専用版といえる「Video & TV SideVIew」というiPhoneのアプリを入れて、外出先や家で家族にテレビを取られている時やブログを書く傍らで動画視聴に使っています。
↑ついつい動画に見入ってしまい記事作成が進まないなんてことも…

今持っているfire HD 8にもこのソニーのアプリを入れて使いたかったのですが、残念なことにこのアプリはAmazonのアプリストアには提供されていませんでした。

ソニー純正のアプリでなくても良いから、「Video & TV SideVIew」と同じようにfireタブレットでテレビ番組を見られるアプリがないかと探していたところ、まさにそのニーズに合うアプリがDiXiM Playだったのです。


アプリのお試しがあるのが嬉しい

DiXiM Playのアプリですが、基本的に月額型と買い切り型の2つのプランがあります。
月額プランの場合は毎月100円となりますが、買い切りブランだと1300円で以降の課金は不要となります。

購入の前には体験版という形で、アプリのお試しができます
お試し版では、お手持ちのレコーダーとの接続確認と実際にレコーダー内の録画番組や放送中の番組を見ることができます。
お試しの場合、視聴は1分間までという制約がありますが、動作確認をするには十分です。
※この制約を逆手にとってレコーダーに接続して動画を見て1分経ったらまたレコーダーに再接続して…て感じで無料で利用できなくもないですが、あまりにも面倒ですので絶対におすすめはしません。

購入前に我が家のハードディスクレコーダーで確認したところ、接続して中の動画や放送中の番組をfire HD 8から見ることができました。

DiXIM Playのホームページには対応している機種の一覧が載ってはいますが、情報が古いです。
家のハードディスクレコーダーは2015年に買ったものなのですが、この記事を書いている2018年現在ソニーの機種については2013年に発売した機種までの情報しか掲載されていません。

多分最新の機種でも問題なく接続して利用できるかと思いますが、新し目の機種は対応できていないんじゃないかと思われてしまうので、ホームページは定期的に更新してほしいです。


ライセンスの申し込みに四苦八苦

お試し版で使用して接続確認をし、使ってみたいなと思ったらDiXiM Playのホームページから申込みの手続きを行います。
手続きが完了すると申込時入力したメールアドレス宛にライセンスコードが書かれたメールが届きます。
そのコードをアプリに入力すれば製品版として利用できるようになります。

この記事の初頭に難点が2つあると言いましたが、この申込み手続きが難点その1です
申込みの手続きが思うように進まず時間がかかるという点です。

ユーザ情報の入力画面で全ての必須項目を入力して手続きを進めようとしても、申し込みに失敗しましたと何回も表示されるのです。
エラーの詳細は忘れましたが、何回手続きをしてもだめだったので使うの諦めようかなと思いましたが、諦めずに何度も手続きをしたところ5回目くらいでようやく無事に手続きが完了しライセンスコードが発行されました。

順調にいけば5分で終わる手続きが謎のエラー発生により30分くらいかかってしまいました。
レビューを見ると私と同じことが起こった人が結構いるようです。
申込みには根気が必要かもしれません。覚悟してください。


使い勝手は満足!ただし音量が…

さてさて肝心のアプリの使い勝手ですが、概ね満足です。
アプリの立ち上げからハードディスクの接続、そして録画番組や放送中の番組視聴開始まですんなり行えます

録画した番組の持ち出しも簡単な操作で行なえます。ネットワーク経由で持ち出し処理を行うので、長時間番組の持ち出しには少々時間がかかります。
我が家のハードディスクレコーダーの場合、1時間番組の持ち出しに大体2,3分はかかります。
1番組ごとではなく複数の番組を一度に持ち出し処理することもできますので、ご飯やお風呂の前に持ち出し処理をしておいたほうが良いでしょう。


画質についてですが、接続しているネットワーク環境により自動で画質を調整してくれます
録画番組も持ち出し処理する際に画質を選択できます。私は高画質を選択していますが、視聴には全く問題ないレベルの画質です。

持ち出しする動画って容量大きくない?と思われる方もいるでしょう。
高画質であれば、1時間番組の持ち出しに約500MBくらいの容量が必要です。
10時間だと5GB。100時間分の番組を持ち出すと50GB。
64GBのmicroSDカードであれば十分賄える容量かと思います。
まぁDiXiM Playで持ち出した動画以外にもダウンロードしたAmazonのサービスやアプリの保存やインストールにもmicroSDは容量を使いますが、100時間分も持ち出すってことはまずないでしょうから、個人的には気になるような容量ではないかと思っています。

そして音量についてですが、これが2つ目の難点
DiXiM Playで再生する動画はとにかく音量が小さいのです。
音量をMAXにしてイヤホンをつけて視聴しても、電車の走行音にかき消されてしまうくらいの音量なのです。

これがSilkブラウザでのYouTubeの視聴やSpotifyといったアプリでの音楽を聴く分には問題ないのに、なぜかDiXiM Playだけ利用するに耐えない音量が小さいのです。
この点はぜひとも改善していただきたいです。

仕方ないので、DiXiM Playを使用する時は同時にブースターアプリを使うことでなんとか利用できるレベルに至りました。
このブースターアプリについては後日別の記事で紹介する予定です。


まとめ

ということで、今回はDiXiM Playというアプリについて紹介しました。
プライムビデオやYouTubeではできない、テレビ番組見られるのは中々の利点だと思います。

 ・申込みがうまくいかない
 ・音量が小さいのでブースターアプリとの併用必須

この2点を我慢する必要がありますが、使いみちはかなり広がりますしfire HD 8には必ず入れるべきアプリかと思います。


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